日ごとに春の深まりを感じる今日この頃。
今月は入園式や入学式でパールのネックレスをお使いになった方は多いのではないでしょうか？
初コラムの今日は、【パールのネックレスのお手入れ方法】をお伝えしたいと思います。

パールは人気の高いジュエリーのひとつです。普段のおしゃれに役立つことはもちろん、冠婚葬祭など様々な場面で活躍してくれます。特にネックレスは人気が高く、首元を美しく飾ってくれますが、長く美しさを保つためには正しいお手入れをすることも大切です。

パール（真珠）の正しいお手入れ方法

まず、身につけたパールには体の皮脂や汗が付着しています。
そして、そのままパールを放置していると劣化を進めてしまうことに…。

そこで、ネックレスを使ったあとは、乾いた布を使って丁寧に拭いておくことがおすすめです。
基本のお手入れは、柔らかい乾いた布で優しくパール（真珠）を拭くこと。
パール（真珠）を拭くクロスは「吸水性」「吸油性」に優れているものを選びましょう。
どんな布を使えばいいのか迷った場合は「セーム革」をご購入するのがおすすめです。

また、ひどい汚れなどの場合は、販売元に相談しましょう。必要な場合は糸替えやクリーニングの案内をしてくれると思います。

パール（真珠）は生きている貝から生まれる宝石です。その性質は人の肌のようにデリケート！
そのため、極端な湿気や乾燥、寒暖差には弱く、紫外線も好ましくありません。
ですのでそのような場所には置かないようにしましょう。
また、他の宝石や貴金属などの硬いものとの接触も避けましょう。
直射日光の当たる場所、乾燥や湿気を避け、ジュエリーボックスなどで保管してあげてくださいね。

宝石の女王パール（真珠）は、私たちのお肌と同じようにデリケート！
お肌をお手入れするように『使った後は拭く』ことをちゃんとすることで美しさは長く保たれます。

ここでまとめ
・真珠は使用後に柔らかい布で拭くこと
・ひどい汗や汚れた場合は、優しく水洗いして十分に水気を切りよく乾かす
・極端な湿気や乾燥を避け、光や熱の当たらないところで他の宝石が接触しないようにケースに入れ保管する

いつでも美しい真珠を楽しむためにも普段からお手入れをしてご自身を飾るネックレスをかわいがってあげてくださいね。

そして最後にもう一つ気にかけてほしいことがあります。それは

パール（真珠）の糸替え
パールのネックレスは長く使っていると中に通っている糸が傷んだり緩んできます。
また、糸が汚れてしまうと見た目の美しさにも影響が出てしまいます。
もし傷みや緩み、汚れが気になってきたら早めに糸の交換をしておきましょう。
特に傷みや緩みはそのまま放置していると切れてしまうことがあります。
身につけている時に糸が切れてしまったら…想像するだけで大変なことですよね。

そうならないためにも早めの対応をしてあげてくださいね。

（写真アクセサリー：Mani・Mani/大粒淡水真珠　ネックレス・イヤリング（ピアス）セット）

（写真アクセサリー：Mani・Mani/パールのロングネックレス）